特集コラム

Column 6 荻窪のおみせ

荻窪のおみせ
2011/07/22

ルークチュップ

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JR・東京メトロ丸の内線「荻窪駅」西口より徒歩約1分のすずらん通り商店街にある、個性溢れるオリエンタル・セレクトショップ「ルークチュップ」。

お店の名前である「ルークチュップ(Luuk Chup)」は、色鮮やかなタイの伝統的なお菓子に由来しているそう。

味もマンゴー、グァバ、アメダマノキの実などいろいろあって、そんな多彩さはまさにこのショップのセレクト商品そのものです。
店舗の場所は現在の場所に移転はしましたが、すでに荻窪で12年以上親しまれているショップです。

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店内の壁は、アジアでは神聖な色の一つでもある朱赤で、環太平洋地域が持つパワフルさを象徴しています。そんな非日常空間の中、一点物のアクセサリーや小物、オールドシルクのマッドミー、アンティーク物などのテキスタイル、手づくりの癒しグッズなどが所狭しと並び、それがまたさらにアジアンテイストを醸し出しています。

バッグや小物は全て一点物で、使いやすさ、デザイン、縫製もしっかりしたものばかり。オーナーのJazzminさんが“仕入れビーム”を発してセレクトした商品たちなのです。
歯がぴかぴかになるという「ハーブ&ソルト ナチュラル歯磨き粉」をはじめ、手づくり石鹸やはちみつバームなど、日々の生活が楽しくなるような雑貨が揃っています。

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アクセサリーの中にはJazzminさんがデザインした作品も。
以前、芸能関係の業界で仕事されていたJazzminさんのアクセサリーはミュージシャンや芸能関係者からのオーダーも多いそうで、個性的でエキゾチック。

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天然石やシルバー、ビーズ、子安貝などのシェルを使ったアクセサリーで、もちろん一点物。店舗に行ってJazzminさんに要望を出せば、その人のイメージに合わせたオリジナルアクセサリーも製作してくれます。

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また、その色彩に目を引かれるのが、リス族の人たちが作ったというさまざまな雑貨。カラフルなポンポンのグッズで、もともと彼らの衣装飾りに使っていたものを、ストラップやバッグなどにアレンジした物です。

カラーが持つエネルギー波動が伝わってきそうなアイテムが店内を彩っています。

さらに、テキスタイル、ショール、ストール、シルク・コットン衣料、カジュアル衣料も充実。とくにシルク商品はタイの王室に入れている上質のものが取り揃えてあります。

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恐るべし、Jazzminさんの“仕入れビーム”。

そんな「ルークチュップ」の店内に並ぶ“商品の彩り”は、そのまま“生活の彩り”になってくれるに違いない―。
そんなワクワク感を感じさせてくれる、洗練されたセレクトショップなのです。

ルークチュップ
http://luukchup.toypark.in/
住所:東京都杉並区荻窪5-17-7
電話:03-5397-0338
営業時間:11:00-20:00
定休日:不定休

文・取材 / 丸山美智子

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